こんな入れ歯があります(総義歯)
保険の義歯と保険外の義歯
保険の義歯と保険外の義歯保険の義歯の場合、製作過程はすべて保険制度にのっとって製作されます。
もちろん義歯の必要最小限の条件は満たしながら、慎重に作製しておりますが、
作製過程や使用材料に保険制度上制限がありますので、
義歯にとって最も優れた材料で、最新の治療法で製作できるわけではありません。
1961年に保険診療が点数化されてから保険の総義歯に関しては、
最新の治療法や製作法ができても保険診療に加えられることはほとんどありませんでした。
すなわち、現在でも40年以上前の製作法で作っているのが現状なのです。
保険外の場合は、保険でおこなえない種々の治療法や製作法を自由に選択して、
総義歯を作ることができます。
よく、保険はレジン床で保険外は金属床と説明される方がいますが、
治療法によってはレジン床でも保険で出来ない方法があります。(下表参照)
金属床の場合、保険では出来ませんが、現在「特定療養」として
一部保険でまかなえる場合もあります。
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利点 |
欠点 |
| 金属床義歯 |
・薄い(約0.5mm)ので、口に入れたときの異物感が少ない。 ・金属なので丈夫でこわれにくく、たわみ、変形がない。 ・熱伝導性が高いため食べ物などの温度が伝わりやすい。 ・吸水性が臭いが少なく、衛生的。 |
・材料や製作にコストがかかるため高価である。 ・保険での作製が困難。 (ただし、一部保険給付できる場合がある) |
| レジン床義歯 |
・イボカップ・パラジェット法以外の通常の加熱重合レジン作製法は 保険で作れるので、安価である。 ・修理がしやすい。 |
・床が厚い( 約3mm
)ので、金属床に比べ違和感が出やすい。 ・強度的にたわみやすく、長期の使用で破折する場合がある。 (イボカップ・パラジェット法は強度的に優れています) ・吸水性があるため汚れや臭いがつきやすい。 |
| コンフォート義歯 |
・生体シリコンを義歯裏面に張るため義歯の痛みを抑え、 吸着力が向上します。 ・今まで使用していた義歯にも貼り付けることが出来る。 ・レジン床のみならず、金属床にも貼ることが出来る。 |
・3年に1度くらいの張替えが必要になる。 ・義歯の洗浄や取り扱いに注意することがある。 |
史歯科医院でおこなっている保険外の総義歯
☆ コンフォート総義歯 (180000円〜)
コンフォートは、硬い入れ歯の裏面を生体用シリコーンというクッションで覆うことにより、
入れ歯でグッと噛んだときの歯ぐきにかかる負担をやわらげ、驚くほどの吸着力を発揮します。
「痛い・噛めない・外れやすい」といった、従来の入れ歯の悩みを解消するとともに、
あなたの歯ぐきをやさしく守ります。
コンフォート義歯は、レジン床・金属床どちらにも使用可能です。
☆ チタン金属床義歯 (180000円〜)
チタン床総義歯は、生体親和性に優れ、金属アレルギーの心配もなく、コバルト床義歯より
軽くて丈夫、しかも適度な熱伝導性があって、食物の暖かさや冷たさを感じられます。
粘膜を覆う異物感を軽減したい方、暖かいものを暖かく、冷たいものを冷たく食べたい方に最適です

☆ コバルト金属床義歯 (160000円〜)
金属はレジンに対し強度が高いため、同じ強さを持つ床を作るのに、
床の厚みを大変薄くすることができるというメリットを持っています。
有床義歯はどうしても口の中での違和感が生じます。それを「仕方がないもの」とあきらめず、
いかに違和感を減らし、装用感を高めるか。それが金属床の大きなテーマです。
そこで、当医院で使用する、バイタリウムは世界中で多くの入れ歯に使われてきた
コバルトクローム合金で、ニッケルやベリリウムも含んでおらず
生体親和性にすぐれている金属です

☆ イボカップシステムレジン床総義歯 (150000円〜)
義歯製作中に起こる変形は、義歯の吸着力に影響を与えます。
そこで当医院では、加圧填入方式加熱重合法を用いた
レジン床義歯イボカップを使用しております。
これは、通常、保険で作製される加熱重合法より寸法変化が極めて少なく、
精密で正確に適合します。
硬度が高いため、レジン床でありながら破損の心配もほとんどありません。

☆ パラジェット エアーシリンダー注入式デンチャー製作システム
レジン床義歯の欠点は、制作上に起きる熱による膨張、収縮です。
そこで、常温重合レジンを使用し、加熱重合レジンにおいて生じる
熱による膨張、収縮を極力抑え、細部に至るまで気泡のない緻密なレジンの
充填を可能にしました。
イボカップシステム同様、適合性が高くレジン床でありながら破損の
心配もほとんどありません